こんにちは。BBSHヒーリング@HEALING LOVEの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
ヒーリングが気になったら、本格的に学びたくなったら、ぜひ読んでもらいたいお勧めの本をいくつかご紹介します。
今回ご紹介する本達は、私自身ヒーリングを学ぶきっかけになった本で、スピリチュアルに懐疑的な理系エンジニア出身の私の人生を180°変えた本ばかりです。
- ヒーリングが初めて
- ヒーリングをもっと知りたい
- 将来はプロのヒーラーとして活躍したい
という人にも、すごくおすすめな本ばかりです。
自分のスキルを磨くために、気づきをもっと深めるためにとっても役に立つ良著ばかりですので、ぜひ読んでください。

初めまして。この記事は、アメリカのバーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリング(BBSH)卒業後、15年以上、2,000人以上の方のヒーリングを行った知見と自身のヒーリング体験を元に記事を書いています。
目次
ヒーリング本を選ぶ際のポイントと基礎知識
これからヒーリングを学び始める方にとって、たくさんの本の中から自分に合った一冊を見つけるのは大変に感じるかもしれません。でも、心配はいりません。ご自身の目的に合わせて選ぶことで、ぴったりの本がきっと見つかります。
本を選ぶ際には、以下の2つのポイントを参考にしてみてください。
タイプ別で選ぶ!あなたにぴったりのヒーリング本
まずは、なぜヒーリングの本を読みたいのか、ご自身の心にそっと問いかけてみましょう。
「ヒーリングの基礎を学びたい」という方
知識を深めるための本がおすすめです。オーラやチャクラといったエネルギーの仕組みを、科学的・論理的に解説している本を選ぶと、納得感をもって読み進められます。
「日々の生活で実践したい」という方
実践を学ぶことに特化した本が良いでしょう。瞑想やセルフヒーリングの具体的な手順、すぐに取り入れられるワークが紹介されている本を探してみてください。
「心や感情のモヤモヤを解消したい」という方
心を整えるための本が役立ちます。自分の思考パターンや感情の癖に気づき、それを手放すためのヒントが詰まった本を選んでみましょう。
キーワードで選ぶ!興味のある分野から探す方法
本を探す際には、直感的に心が惹かれるキーワードに注目してみるのも良い方法です。
- 「チャクラ」という言葉に惹かれるなら、チャクラの働きやバランスの整え方について書かれた本。
- 「量子力学」にワクワクするなら、意識が現実を創り出すという視点から書かれた本。
- 「エネルギーワーク」に興味があるなら、気の流れやエネルギーの扱い方を学ぶ本。
このように、ご自身の「今、知りたいこと」をヒントに本を選ぶことで、あなたの探求心をさらに深めてくれる一冊に出会えるはずです。
この記事では、私自身のヒーリング経験上、読んでみて本当によかった本をご紹介しています。
※このページでご紹介している全ての本のリンクは、Amazonのアフェリエイト・リンクになっています。
動画・音声で学ぶ!人生を変えるおすすめヒーリング本
私の人生を180度変えたヒーリング本をご紹介
動画で学ぶ
「光の手」との出会いは、元理系エンジニアだった私の人生を180°変えて、ヒーリングの道に導いてくれました。
音声で学ぶ
YouTubeと内容は同じです。音声だけでお聞きされたい方は、ラジオ版をご活用ください。
厳選!プロも愛用するヒーリング本おすすめ7選
【第1位】バーバラ・ブレナン著 光の手(上・下)
私のヒーリングの母校であるバーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリング(BBSH)の学長である故バーバラ・ブレナン博士が書かれた本です。
『光の手―自己変革への旅 上・下』は、ヒーリングの世界で「愛と癒しのバイブル」と称される古典的名著です。
光の手は、オーラやチャクラについて、とても詳しく図解付きで説明されています。
NASAの研究員だったバーバラは、実際に、チャクラやオーラが見えて(最初は驚いたみたいです)、その状態を医学的解剖学的にもわかりやすく解説してくれたのがこの本です。
- 論理的にヒーリングを学びたい人
- オーラやチャクラについて体系的に理解したい人
- エネルギーヒーリングの基礎をじっくり学びたい人
著者のユニークな経歴
バーバラ・アン・ブレナン氏は、元々NASA(アメリカ航空宇宙局)の物理学者でした。科学者としての確固たる知識と論理的な思考を持ちながら、やがて人間の持つ「オーラ(生体エネルギーフィールド)」の存在に気づき、ヒーリングの道を歩み始めました。
この経歴が、単なるスピリチュアルな解説書とは一線を画す、本書の最大の信頼性の源となっています。科学とスピリチュアリティを橋渡しする稀有な視点が、オーラやチャクラといった目に見えないエネルギーの世界を、非常に体系的かつ論理的に説明しています。
本書で学べることの概要
本書は、上下巻にわたって、ヒーリングの基礎から応用までを網羅しています。
- 人間のエネルギーフィールド(オーラ)の構造: 人間のエネルギーフィールドが7つの層(レイヤー)から成ることを詳細に解説しています。各層が肉体や感情、思考、スピリチュアルな側面とどのように結びついているのかが具体的に語られています。
- チャクラの働き: 各チャクラが心身の健康にどのように影響し、バランスを崩すとどのような不調が現れるのかを丁寧に説明しています。
- 病気とオーラの関係: 病気は、エネルギーフィールドの不調が肉体に現れたものだというブレナン氏の独自の視点が示されています。
- ヒーリングの実践法: 著者が開発した「ブレナン・ヒーリング・サイエンス」の基礎的なテクニックや、自己ヒーリングの方法、そしてヒーラーとしての心構えなどが具体的に紹介されています。
なぜ「ヒーリングのバイブル」なのか?
本書が多くの人に読まれ、影響を与え続けている理由は、単なる知識の羅列ではなく、「自己変革への旅」を促す内容だからです。
- 体系化された知識: オーラやチャクラの概念を、まるで人体の解剖学のように、科学的かつ体系的にまとめ上げた最初の本の一つです。この本を読めば、ヒーリングの世界の全体像を把握できます。
- 深い洞察と愛: 著者の物理学者としての視点に加え、クライアントを深く癒してきたヒーラーとしての洞察、そして人に対する深い愛が文章全体から伝わってきます。
- 自己成長への道: 本書は、ヒーラーを目指す人だけでなく、自分自身の内面を深く探求したい人、そして心と体の繋がりを理解したいすべての人にとって、自己成長のための非常に貴重なガイドとなります。
これらの本は、実際にBBSHの課題図書となっていて、1年生の時に本を読んで本に書いてある項目を実際に宿題として実践していました。
本の内容はとても深くてエネルギーがあるので、すぐには理解できないこともしばしばですが、繰り返し読むたびに気づきと理解が深まります。
もし、この本を読んで『実際にヒーリングをやってみたい』と感じたなら、ぜひこちらの記事も読んでみてください。初心者でもすぐにできる、簡単なヒーリング方法をご紹介しています。
【第2位】バーバラ・ブレナン著 癒しの光(上・下)
癒しの光は、バーバラの二冊目の著書です。
この本には、人格構造(キャラクタロロジー)について詳しく書かれています。
『癒しの光』は、前作『光の手』で示された体系的な知識をさらに深く掘り下げ、あなたの内側に宿る「コアの光」となぜそのコアの光が妨げられてしまっているのかについて、科学的にでもわかりやすく説明してくれる、そんな一冊です。
人格構造というのは、人の体格と心理的性格は密接な関係があり、タイプを5つに分けて、タイプごとに魂のレッスンは何か、それを克服した時のその人のエッセンスは何かについてとても詳しく書かれています。
- 『光の手』を読み終え、さらに深い洞察を得たい人
- 心と身体のつながりを深く理解し、自己変容を目指したい人
- プロのヒーラーを目指す人
本書で学べることの概要
『癒しの光』は、癒しを単なるテクニックではなく、自己成長と変容のプロセスとして捉えています。ここでは、前作にはなかった、より深いレベルでの癒しについて学ぶことができます。
- 意識と病気のつながり: 身体の不調が、あなたの意識や人生の物語とどう結びついているのかを、優しいまなざしで教えてくれます。私たちは、病気を「敵」としてではなく、内なる声からのメッセージとして捉え、向き合うことができるのです。
- ハラのヒーリング: 人間の核となるエネルギーセンターである「ハラ」に焦点を当てています。ここでは、あなたの人生の目的やスピリチュアルな道筋を再発見し、その流れに沿って生きる方法を学ぶことができます。
- 意図の力とヒーリング: ヒーリングにおいて最も重要な「意図」の立て方について、具体的なワークを通して教えてくれます。あなたの純粋な意図が、いかに強力な癒しのエネルギーを生み出すかを知るでしょう。
- クライアントへの向き合い方: ヒーラーを目指す人にとって、クライアントとの関係性を築く上での心構えや、共感的なコミュニケーションの方法についても、温かい言葉で導いてくれます。
BBSHでは4年間のカリキュラムの基盤として、この本に書かれている内容の人格構造を基盤にして、糸の力、コア・エッセンスの輝かせることについて、ヒーリングを通して徹底的に学んでいきます。
人格構造(キャラクトロロジー)について学んでいれば、エネルギー・バンパイアのような苦手な人が来ても、ヒーリング的にどう対応したらいいのか理解できます。
また、そういった方への実践的対応もできるようになるだけでなく、自分の中のエネルギー・バンパイヤ・キャラクターの持つコア・エッセンスを知ることにも繋がります。
自分を深く癒していくきっかけになります。
【第3位】リチャード・バートレット著 マトリックス・エナジェティクス

アメリカのリチャード・バートレット博士が書いた本です。とても素晴らしい先生で、私も直接教えをいただいた経験があります。とても残念ですが、2025年6月に他界されました。
この先生は、アメリカでカイロプラクティックを行っている先生で、ある時、天使が「マトリックス・エナジェティクス」というヒーリングのテクニックをダウンロードしてくれて、実際に患者に試したらものすごく効果があった方法を共有してくれています。
リチャードは、量子物理学についても詳しく、どうしてヒーリングが起こるのか、量子物理学の観点からわかりやすく説明してくれています。
逸話も面白く、比較的簡単に読める本です。
- 量子力学や物理学の視点からヒーリングを学びたい人
- 従来のヒーリング法に限界を感じている人
- 遊び心をもって現実を変容させる方法を探している人
リチャード・バートレットの経歴
リチャード・バートレットは、カイロプラクターであり、自然療法医(ND)としての専門的な背景を持っています。彼の経歴の特筆すべき点は、従来の医療や治療法に行き詰まりを感じていた時に、特定の症状を持つ患者に対して意識を向けるだけで、劇的な変化が起こるという突発的な現象を体験し始めたことです。
この個人的な経験が、彼が独自に「マトリックスエナジェティクス」という手法を開発するきっかけとなりました。彼の科学的かつ医療的な知識という背景と、この突発的な非線形なヒーリング体験が融合し、彼の教えを非常にユニークなものにしています。
本書で学べることの概要
- 量子力学の原理の応用: 本書は、量子力学の基本的な概念(観察者の効果、可能性の波、非局在性など)を、現実の変容に応用する方法を解説しています。
- 「2ポイント」テクニック: マトリックスエナジェティクスの核となる手法です。体の2点に意識を向けることで、エネルギーフィールドに変化を起こし、物理的・感情的な不調を解消する方法を学びます。
- 意識の変容: 「遊び心」や「何もしない」という、従来の治療法とは全く異なるアプローチを推奨しています。これは、意識の「枠」を外し、無限の可能性を開くための哲学を学ぶことです。
- 現実の再構成: 思考や感情、身体の不調を、固定された現実ではなく、変更可能な「情報」として捉え、それを再構成する方法を学びます。
遠隔ヒーリングも、一つの量子力学ヒーリングだと考えられます。こちらの記事に初心者さんにもわかりやすい遠隔ヒーリングのやり方についてご紹介しています。
バーバラ・ブレナン著 コアライトヒーリング 究極の光の手(上・下)
この本は、バーバラの最新著書であり、遺作でもあります。
この本は、バーバラ・ブレナンが長年のヒーリングと教えの集大成として送り出した、まさに「光の手」シリーズの最終章です。
もしあなたが、これまで学んできたヒーリングの知識をさらに深め、自己の存在の最も深い真実へと触れたいと願っているなら、この本は、あなたの魂が待ち望んでいたガイドとなるでしょう。これは、単なるヒーリングの技術書ではなく、あなた自身が持つ光の存在を深く探求するための旅への招待状です。
- 魂の目的や高次の自己について探求したい人
- ヒーリングをスピリチュアルな道として深めたい人
- 上級者向けのエネルギーワークに興味がある人
本書で学べることの概要
『究極の光の手』は、これまでの2冊で培った知識を土台に、さらに高次元のエネルギーワークへと私たちを導きます。
- ハラ次元とコアスター次元: 人間のエネルギーフィールドのさらに奥深くにある、人生の目的や真の自己につながる「ハラ次元」と、宇宙の愛と光の源である「コアスター次元」について、その働きとヒーリングへの応用方法を学びます。
- ハイヤーセルフとの協働: あなたの「高次の自己(ハイヤーセルフ)」と意識的に繋がり、共にヒーリングを行う方法が詳しく解説されています。これにより、より深いレベルでの癒しと変容が可能になります。
- 光と音のヒーリング: 著者自身のリーディング体験を通じて、光と音がいかにヒーリングプロセスに影響を与えるか、そしてそれらをどのように活用していくかが示されています。
- 真実の自己への旅: この本は、単に他者を癒す技術を教えるだけでなく、あなた自身が魂の最も純粋な部分、つまり真実の自己を発見し、その光を人生に統合していくための道筋を示しています。
コア(核)というのは、私たちの肉体を離れても存在している光のようなもの。それはすなわち、エッセンス(ソース)で決してなくならないものを差しています。
私たち人間の持つ創造力というのは、このエッセンス(ソース)から生じています。この本では、その創造のプロセスと、どうして創造のプロセスを止めてしまうのかについて言及しています。
パスワーク

この本は、バーバラ・ブレナンがBBSHを創設する以前に、自身のワークのために学んだ方法を紹介している本です。
ヒーリング・テクニックとは直接関係がないのですが、自分の内面を見つめて、マインドや感情がどのように自分を苦しめているのか、そして本質的な自己というのは何なのかといった心の旅をガイドしてくれる本です。
パスというのは「道」、ワークというのは「作業」。
バーバラ・ブレナンの師であるエヴァ・ピエラコス女史が、「パスワーク・ガイド」という存在から、人がよりよく生きるためにチャネリングした本です。
読み切るのには時間がかかるのですが、とにかく深いので、何度読んでも気づきが深まる素晴らしい本です。
- 感情のパターンを変えたい人
- 心理的なブロックや内面の「影」と向き合いたい人
- なぜ自分が苦しむのか、その根本原因を探求したい人
著者について
エヴァ・ピエラコス(Eva Pierrakos)は、オーストリア出身の霊媒(チャネラー)です。彼女はニューヨークで心理学を学んだ後、ある「ガイド」と呼ばれる高次の存在から受け取った教えを、30年以上にわたりチャネリングし続けました。
彼女が受け取った教えの集大成が「パスワーク」として知られるワークであり、個人の内面を探求し、真の自己へと向かうためのスピリチュアルな道筋を示しています。彼女の教えは、心理学とスピリチュアリティを融合させたもので、自己の影の部分(ネガティブな感情や思考パターン)に光を当てることを重要視しています。
本書で学べることの概要
『パスワーク』は、自己探求とスピリチュアルな成長のための実践的なガイドです。本書から学べる主なテーマは以下の通りです。
- 自己の「影」と向き合う: 自分の内側にある、見たくない、受け入れたくないネガティブな側面(恐れ、怒り、依存心など)に意識的に向き合うことの重要性を学びます。
- 「マスク」「下位自己」「理想化された自己」の理解: 私たちが他者に見せる「仮面」、自己破壊的な「下位自己」、そして完璧であろうとする「理想化された自己」という3つの層を深く理解し、それらを超えて真の自己に到達する方法を探ります。
- 愛、許し、勇気の学び: 人生における様々な困難な状況を通して、愛、許し、そして勇気を育むことのスピリチュアルな意味を理解します。
- 神聖な自己との統合: 自己の最も深い核にある神聖な部分、すなわち「ハイヤーセルフ」と繋がり、日々の生活の中でその導きを受け取る方法を学びます。
バーバラ・ブレナンとの関係
エヴァ・ピエラコスとバーバラ・ブレナンは、深い個人的・精神的なつながりがありました。バーバラ・ブレナンは、自身のヒーラーとしての才能を開花させる過程で、パスワークの教えに深く影響を受けました。
ブレナンの著書『光の手』や『癒しの光』で頻繁に言及される「ハラ次元」や「ハイヤーセルフ(高次の自己)」の概念は、パスワークの教えから直接的に引用されたものです。特にブレナンが提唱する「光の手」のヒーリング哲学は、パスワークで語られる「光と影の統合」というテーマと非常に密接に関わっています。
つまり、バーバラ・ブレナンが教えるエネルギー・ヒーリングが「何をどのように癒すか」という技術の側面だとすれば、エヴァ・ピエラコスのパスワークは、「なぜ癒しが必要なのか」という魂の深い探求と、そのための心の持ち方を教えてくれる、いわば哲学的・精神的な土台です。この二つの教えは、互いに補完し合う関係にあると言えるでしょう。
フランク・キンズロー著 瞬間ヒーリングの秘密

この本は、アメリカのフランク・キンズロー博士が書いた本です。
この先生は、「気付き」の意識を使って、カラダの痛みや不調、そして人生の行き詰まり感などもヒーリングする方法を紹介しています。
「気づき」というのは、自分が考えていること、感情、肉体も含めて、それを見ている状態(意識)のことを差しています。この状態というのは誰の中にもあって、練習すればできるようになると説明してくれています。
このヒーリングの方法は、他のヒーリングの方法とは大きく違うのが、「何もしない」という点です。エネルギーを流すわけでもなく、何かを変えようつするのではなく、ただ、自分の中心に降りて行って、そこから肉体、感情、思考を眺めるだけで、自然に変化が起こるという方法です。
このヒーリングは、「あり方」と完全に関係しているので、ヒーラーを目指す人がテクニックだけでなんとかしようとして、問題と闘ってうまくいかなくなったときに、二元性(良いか悪いか)を超える助けになると思います。
- 実践的なセルフケアを探している人
- 複雑な理論なしに、すぐに使えるヒーリング法を学びたい人
- 瞑想や気づきの力を深めたい人
著者の経歴
フランク・キンズローは、長年にわたりカイロプラクター、聴覚障害者のための教師として活動し、クリニカル・スピリチュアル・カウンセリングの博士号も持つ、多岐にわたる専門知識の持ち主です。
彼は、従来の医療や精神世界を探求する中で、あるシンプルな「気づき」に焦点を当てるだけで、驚くほどの癒しが瞬時に起こることを発見しました。この発見を基に、彼は「クオンタム・エンライトメント(QE)」、日本語で「量子の同調」と名付けた、独自のヒーリングシステムを確立しました。彼の背景にある科学的な思考とスピリチュアルな探求が、このユニークなメソッドを生み出しました。
本書で学べることの概要
『瞬間ヒーリングの秘密』は、難しい理論や複雑な手順を一切必要としない、シンプルでパワフルなヒーリング法を教えてくれます。
- 「気づく」ことの力: ヒーリングは、何かを「行う」ことではなく、ただ「気づく」ことによって起こると本書は説いています。病気や痛み、感情的な問題に意識を向けることで、純粋な気づきが生まれ、それが癒しのプロセスを自動的に開始すると学びます。
- 「2ポイント」テクニック: マトリックスエナジェティクスと同様に、本書の核となる実践法です。体の2つの点に意識を向けるだけで、あなたの意識が純粋な平和の状態へと導かれ、その結果として調和がもたらされます。
- 「何もしない」という哲学: 努力や頑張りとは真逆の、**「何もしない」**ことの重要性を説いています。頑張って癒そうとするエゴを手放し、「無」や「静寂」といった純粋な意識の空間に身を置くことで、自然に癒しが起こるという驚くべきアプローチを学びます。
この本は、ヒーリング初心者だけでなく、既存のヒーリングに限界を感じている人々にも、まったく新しい視点と希望を与えてくれると思います。
バイロン・ケイティ著 ザ・ワーク

この本は、アメリカのバイロン・ケイティ女史が書いた本です。
ヒーリングの方法を書いているのではないのですが、自分の頭の中のおしゃべりがどんなに自分を不幸にして、苦しめているのかを完全に開放してくれる本です。
4つの質問を自分にすることで、自分を苦しめているマインドから完全に自由になります。
このワークを繰り返すことで、じきにマインドが静まり、静寂が音連れるようになります。
その結果、心が幸せになり、本当にやりたいと願うことに集中できるようになり、人生の困難にも打ち勝つ強さを手に入れられるようになっていきます。
プロのヒーラーとして、自分を変えるために最強の一冊です。
- 感情のパターンを変えたい人
- 特定の人間関係の悩みから解放されたい人
- ストレスの原因となる「考え」を根本から見直したい人
著者の経歴
バイロン・ケイティは、1986年に重度のうつ病から劇的に回復する「現実に目覚める」という体験をしたことをきっかけに、彼女の人生は一変しました。それまでの彼女は、絶え間ない怒りや自暴自棄な思考に苦しみ、自宅のベッドから出られないほどの状態でした。
しかし、ある朝、彼女は突如として、自分が苦しんでいるのは現実そのものではなく、「現実に対する自分の考えを信じているからだ」というシンプルな真実に気づきます。この洞察こそが、彼女が考案した「ザ・ワーク」の出発点となりました。彼女の教えは、特定の宗教や心理学に依拠するのではなく、彼女自身の直接的な体験から生まれたものです。
本書で学べることの概要
『ザ・ワーク』は、あなたの心にストレスや苦しみをもたらす考え(ストーリー)を、たった4つの質問と「置き換え」というシンプルなステップで探求し、解放する方法を教えてくれます。
ストレスや怒り、悲しみの根本原因は、出来事そのものではなく、私たちがその出来事について抱いている「考え」にあることを理解します。
- 「それは本当ですか?」
- 「それが本当に真実だと、絶対に言えますか?」
- 「その考えを信じるとき、あなたはどのように反応しますか?どんな気持ちになりますか?」
- 「その考えがなければ、あなたは誰になりますか?」
これらの質問を自分自身に投げかけることで、苦しみの原因となっている考えの幻想に気づき、心を解放する方法を学びます。
最後に、元の考えを反対の言葉に「置き換える」ことで、まったく新しい視点や可能性を発見します。
この本は、夫婦関係、仕事、家族など、具体的な悩みを抱える人々との対話の実例が豊富に掲載されており、読者自身がワークを追体験できるように構成されています。
この本は、ヒーリングや自己探求のプロセスにおいて、感情的なブロックや信念体系に焦点を当てたいと考えている方にとって、非常にパワフルで実践的なツールとなります。
最後に:あなたの人生を変える一冊を見つけるために
ヒーリングに興味があって、これからプロのヒーラーを目指したい方には特におすすめの本ばかりをまとめてみました。
これらの本は、それぞれ異なる視点からヒーリングの世界を教えてくれます。バーバラ・ブレナン氏の著書が体系的な知識と愛に満ちた哲学を教えてくれる一方で、リチャード・バートレット氏やフランク・キンズロー氏の本は、量子力学に基づいたシンプルでパワフルな実践法を提供してくれます。また、パスワークやザ・ワークは、内面の影や思考パターンに光を当て、心を解放する助けとなるでしょう。
大切なのは、「どの本が一番優れているか」ではなく、「今のあなたが何を求めているか」です。
ご自身の直感を信じて、心が惹かれる一冊を手に取ってみてください。その本が、あなたの人生に新しい光をもたらし、本当の自分らしさを取り戻すための、かけがえのないパートナーになってくれるはずです。
これらの本は、実際に、私がヒーリングを学びだす前、そして学びだしてから、行き詰った時、トラウマと向き合うとき、クライアントのヒーリングを深めたいとき、自分のヒーリング・スキルを高めたいときに、何度も何度も繰り返して読んで、学び研究してきた本ばかりです。
プロのヒーラーにとって、自分を成長させることが一番パワフルなヒーリング・テクニックにつながります。
時間をかけながら何度も何度も読んで、ぜひ、ご自分のヒーリングに、クライアントのヒーリングに使えるようにしてみてください。
私自身、プロでヒーリングを始めてから、とにかく自分を深めることだけをやってきました(▼)。(あとちょっとブログ集客も。)
その結果、自分のヒーリングをとても深めることができて、ヒーリング能力が上がり、お客様にもたくさん来ていただきました。プロ・ヒーラーを目指すなら、先ずは、自分を深めることが先決ですよ。一緒にがんばりましょうね。
もし、これらの本を読み進めるうちに「もっと深く学び、いつか誰かを癒す仕事をしてみたい」という思いが芽生えたなら、それは素晴らしい第一歩です。
あなたの内なる光を仕事にする道もあります。プロのヒーラーになるための具体的なステップや、学ぶべきことについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
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