新チャネリング講座基礎編 リリース開始!

【自分軸とは】他人軸から抜け出す方法|しなやかでブレない自分をつくる7ステップ【ヒーリング×スピリチュアル】

簡単!自分でできる自分軸を整えるセルフ・ヒーリング

こんにちは。BBSHヒーリング@HEALING LOVEの岩本幸子(イワモトユキコ)です。

誰かの期待に応え続けて、気づけば自分がわからなくなってしまう・・・。

そんな苦しさを感じたことはありませんか?

それは「他人軸」で生きているサインかもしれません。
自分の本当の感覚や価値観から離れてしまうと、心は疲れ、イライラやモヤモヤが増えていきます。

もし、そんな生き方から抜け出して、
自分らしく、使命に沿った人生を歩みたいと願うなら、まずは「自分軸」を取り戻すことが大切です。

実は、「自分軸」は誰もが生まれながらに持っているもの。
でも成長過程で、環境や思い込みによってゆがみやズレが生じ、気づかぬうちに見失ってしまうことが多いのです。

この記事では、私自身、自分軸を見失っていて苦しかった状態から抜け出した実体験をもとに、15年以上のヒーリング経験から導き出した、自分軸の本質と、その整え方についてわかりやすくご紹介します。

あなたの内側に眠る「本当の自分」とつながり、強くしなやかな自分軸を育てるヒントをぜひ見つけてください。

岩本幸子
岩本幸子

初めまして。

私はアメリカのヒーリング・スクールBBSHを卒業してから、15年以上で約2,000人以上の方をヒーリングしてきた経験がございます。ブログでは、私自身の実体験をもとに、初心者さん向けにわかりやすく解説しています。

≫プロフィール

目次

目次 非表示

目次へ

自分軸とは

「自分軸で生きたい」とよく聞くけれど、そもそも「自分軸」とは何でしょうか?

一言で言えば、自分軸とは「自分の内側の感覚・価値観を中心にして生きること」です。他人の期待や評価に左右されず、自分にとって本当に大切なことを選び取る。その生き方の指針が「自分軸」です。

一方、他人軸とは、まわりの意見や常識に自分を合わせて生きること。他人にどう見られるか、どう思われるかを基準に選択している状態です。

下の表に、わかりやすく「自分軸」と「他人軸」の違いをまとめてみました。

観点自分軸他人軸
判断基準自分の価値観・感覚周囲の意見・常識
行動の動機やりたい/やりたくない期待されているから/嫌われたくないから
感情の状態安心・納得・落ち着きモヤモヤ・不安・イライラ
自己評価自分で決める他人の評価に依存
人生の方向性自分の意思で選ぶ流されやすい・迷いやすい

スピリチュアルな視点から見る「自分軸」とは?

スピリチュアルな観点では、「自分軸」は単なる“考え方”や“価値観”にとどまりません。もっと深い、私たちの存在そのものとつながる「意図の次元」に根ざしています。

私が学んだBBSH(バーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリング)では、この自分軸の源を「ハラ(Hara)」と呼びます。これは日本語の「腹をくくる」「腹を決める」という言葉にも通じるもので、人生における深い意図と方向性を司るエネルギーのレベルです。

人間の存在には、以下の4つの層(次元)があるとされます:

肉体の次元オーラの次元ハラ(意図)の次元
コア・スター(核)の次元

この中で「ハラ」は、私たちが「何のために生きるのか」という目的や方向性を知っている場所です。そこには、

  • 「自分は本当は何をしたいのか」
  • 「どんな人生を歩むと決めて生まれてきたのか」
  • 「自分の使命は何か」

といった、人生の根幹に関わる情報が含まれています。

実際に、私たちはこのハラの次元において、生まれる前に「このような人生を体験しよう」と意図を立ててきたと言われています。そして、その意図に沿って、オーラのパターンが形成され、肉体が形づくられるのです。

つまり、自分軸を生きるというのは、この「ハラ」とつながり、自分の魂の意図と一致して生きること。

それは、外側の声や期待に合わせることではなく、自分の内側から湧いてくる静かな確信に従って進む生き方です。そして、その「ハラ」にまっすぐに生きていくとき、私たちの魂は「コア・スター(核の光)」として自然に輝き出します。

自分軸を整えるとは、自分の本質に還ることであり、魂の声を取り戻すこと。

この視点は、一般的な心理学的アプローチを超えて、「スピリチュアルな自己再統合」のプロセスでもあるのです。

自分軸のハラとコア・スターの関係|自分軸の「奥深さ」に触れる

「ハラ(意図の次元)」と「コア・スター(魂の核)」は、私たちの存在の深い部分でつながっている、自分軸の中枢ともいえる重要なエネルギー領域です。

ハラとは「魂の意図を現実に降ろすライン」

先ほど触れたように、ハラは私たちの「人生の意図」を司る次元であり、「この人生で何を体験したいか」「どのように生きたいか」といった魂の方向性を地上で表現していくためのエネルギーの通り道です。

BBSHの教えでは、ハラは肉体の中心ラインに沿って垂直に存在するエネルギーラインとして扱われます。たとえば、以下のような3つの主要なポイントで構成されているとされます:

  1. 丹田 (大地とつながる)– おへその少し下にあり、地に足をつけて生きるための根っこになる部分
  2. ハイハート(意図の中心) – ハートチャクラの少し上にあり、真の願いや意思が宿る場所
  3. IDポイント(天とつながる) – 頭上1.5mくらいのところにあり、高次の意図・導きとの接点

このラインがまっすぐに整うことで、私たちは地に足をつけながらも、魂の意図と一致して生きられるようになります。

コア・スターとは「私たちそのものが光であることを思い出す場所」

一方、コア・スターは、ハラよりもさらに深く、「存在の源」そのものです。

そこには、自分という存在が宇宙において唯一無二であること、すでに完全であること、愛そのものであることという「本質」が輝いています。

コア・スターには、こういった特性があります:

  • 条件のない愛の感覚
  • 無限の創造性
  • 存在そのものとしての安心感
  • 比較や評価を超えた「あるがままの自己」

この場所には、どんな傷も届かない、壊れない純粋な光があるとされています。

ハラが整うと、コア・スターが開く

ここで大切なのは、ハラとコア・スターは別々ではなく、深くつながっているということです。

ハラが整うことで、私たちは「自分の意図」を現実に落とし込むことができ、そのプロセスの中で自然とコア・スター=魂の核の光があらわれてくるのです。

つまり、ハラが自分軸の「幹」であるとすれば、コア・スターはその幹の中心で輝く「星」のようなもの。

  • ハラがゆがんでいると、自分軸がブレて、生きる方向性に迷いやすくなります。
  • 逆に、ハラが整うと、自分の軸がまっすぐになり、コア・スターの光が自然と人生にあふれ出します。

この状態は、「自分の中心と深くつながって、ブレない安心感と生きる喜びに満たされている状態」とも言えるでしょう。

自分軸を整えることは、単なる自己管理の技術ではなく、魂の光=コア・スターを現実世界に灯していく、スピリチュアルな実践でもあるのです。


この自分軸=「ハラ」を整えるというのは、私たちが生まれながらにして、

  • 自分が宇宙の中で誰なのか?
  • 自分が人生を決めている
  • 自分の持っているの才能や能力を最大限に発揮して生きる

という最もパワフルな力を顕現させることが可能になります。

本当の自分で生きること

自分軸で生きることは「本当の自分」で生きることにつながります。

こちらの記事に、「本当の自分」について、ハイヤーセルフからのチャネリング。メッセージがございます。よろしければ参考になさってください。

本当の自分って何?ハイヤーセルフからのチャネリング・メッセージ 【チャネリングメッセージ】本当の自分とは?ハイヤーセルフとつながるためのヒント

自分軸が機能しない理由

「本当はこうしたいのに…」

「また人に合わせてしまった…」

そう感じることが増えているなら、もしかしたらあなたの自分軸が機能していない状態かもしれません。

ではなぜ、多くの人が本来は誰もが持っているはずの「自分軸(ハラ)」を見失ってしまうのでしょうか?

そのルーツは、実は幼少期、さらには胎児期にまでさかのぼるのです。

幼少期の刷り込み|自分ではなく「生き残るため」に他人に合わせる

私たちは胎児として母親の体内にいるとき、完全に母体に依存して生きています。
何もしなくても栄養が届き、安全が保たれ、守られている状態。これは命をつなぐためには必要な仕組みです。

しかし、この「依存によって安心が得られる」という記憶が、無意識に「自分で決めるよりも、他人に合わせる方が安全だ」という根深い信念になってしまうのです。

さらに、乳幼児期も同様に、母親や養育者に世話をされながら「生きること」を学びます。
そのなかで、こんな思いが潜在的に刷り込まれていきます:

  • 親に嫌われたら、生きていけない(=愛されなければ、存在できない)
  • 自分を出すと怒られる(=本音は危険)
  • 周りに合わせていたほうが楽だし、安全

つまり、本来の「自分の意図(ハラ)」よりも、他人にどう思われるか」を優先することが生き延びる術だったのです。

周囲の期待に応えようとするクセ

こうした土台の上に、学校や家庭、社会の中で「いい子でいること」や「期待に応えること」が求められるようになります。

  • 成績を取るために我慢する
  • 親の望む道を歩こうとする
  • 空気を読んで、周囲に合わせる
  • 何かをやりたくても「目立つと嫌われる」と抑える

これらを積み重ねるうちに、本当の自分の気持ちがわからなくなっていきます。

他人の評価に依存する心理

大人になってからも、多くの人が無意識のうちに

  • 「褒められたい」
  • 「認められたい」
  • 「嫌われたくない」

という気持ちで行動しています。

それは裏を返せば、「自分の内側の感覚よりも、外側からの評価が軸になっている」ということ。
まさに、「他人軸で生きている」状態なのです。

【チェックリスト】あなたが「他人軸」になっているサイン

次のような傾向があれば、自分軸が崩れているサインかもしれません:

  • 人にどう思われるかが気になって、自分の本音を言えない
  • NOと言うことに罪悪感がある
  • 自分で決めることに不安がある
  • SNSで他人と比べて落ち込むことが多い
  • 「自分が何をしたいか」がわからない
  • 人の意見にすぐ揺れてしまう
  • どこかいつも“正解”を探している
  • 周りに合わせすぎて疲れている

自分軸を崩してしまうのは「弱さ」ではない

こうした背景を理解すると、自分軸が崩れるのは「性格の問題」でも「意志が弱いから」でもありません。

生きるために身につけた無意識の防衛パターンなのです。

そして、それはいつでも見直すことができます。

ヒーリングや内観を通して「本当の自分」にもう一度つながることができれば、自分軸は再び育て直すことができるのです。

自分軸を見失うとどうなるか?

私たちは本来、誰もが「自分軸(ハラ)」を持って生まれてきます。
ところが、成長の過程で他人の期待に応えようとするクセが染みついた結果、本来の軸を見失い、「他人軸」で生きるようになってしまうのです。

では、自分軸を見失っているとき、具体的にどんな影響が起きるのでしょうか?

1.イライラ、モヤモヤ、不安が増える

日常の小さな出来事に必要以上にイライラしたり、理由のないモヤモヤが続いたり…。
それは、自分の内側の声と行動がズレているサインかもしれません。

自分では「こうしたい」と感じていても、周囲に合わせてばかりいると、内側に抑圧された感情がたまり、不安定さや不満が膨らんでいきます。

2.判断基準がブレて疲れる

「どっちを選べば正解?」
「これで間違ってないかな?」

とにかく迷いが多く、ひとつ決めるにも疲れてしまう。
それは、判断基準が「自分の内側」ではなく「他人の価値観」にあるからです。

自分軸を失うと、常に「正解探し」に振り回され、エネルギーを消耗してしまいます。

3.自分を責めてしまう

周囲に合わせた結果、うまくいかないと「自分が悪い」と感じたり、
本音を言えなかった自分を後から責めてしまったり…。

これは、本当の自分を置き去りにしている状態です。
他人軸で生きていると、常に「自分にダメ出し」をし続けるようになり、自己否定のループから抜け出せなくなります。

4.人生に納得感が持てない

表面的には順調に見えても、「なんだか満たされない」「このままでいいのかな…」という違和感がつきまとうことも。

それは、自分の魂の意図(ハラ)からズレた人生を送っているサイン。
自分の軸で生きていないと、どんなに成功していても、どこか空虚感や迷いがつきまとうのです。

こんなふうに感じていませんか?

  • 「本当の自分って何かわからない」
  • 「人と一緒にいると疲れる」
  • 「やりたいことがあるのに動けない」
  • 「このまま年齢だけ重ねるのが不安」
  • 「がんばっているのに満たされない」

それは、自分の中心(ハラ)からズレている状態=自分軸を失っているサインかもしれません。

でも、大丈夫。
自分軸は、生まれ持ったものであり、一度失っても取り戻すことができるものなのです

自分軸をつくる7つのステップ|他人軸から抜け出すために今日からできること

「自分らしく生きたい」

「もっと本音で生きたい」

そう思っても、長年の「他人軸グセ」はなかなか手強いもの。

でも、自分軸は特別な人だけが持っているものではありません。
誰でも「今ここ」から少しずつ整えていくことができます。

ここでは、スピリチュアルな観点も踏まえた「自分軸を取り戻すための7つのステップ」をご紹介します。

1. 自分の感情を感じる時間をつくる

自分軸を取り戻す第一歩は、「今の自分が何を感じているか」に意識を向けることです。

  • 嬉しい?
  • 悲しい?
  • 怒っている?
  • モヤモヤしてる?

普段、感情を抑えて「いい人」を演じてしまいがちな人ほど、感じること自体を止めてしまっていることが多いもの。

一日の終わりに数分でも、自分にこう問いかけてみましょう:

「私は、今日どんな感情を感じていた?」

感情は、自分の内側とつながるための入り口です。

2. 「本当はどうしたい?」と問いかける習慣

「やるべき」「普通はこうする」が口ぐせになっていませんか?

それは他人軸で生きているサイン。

毎日の選択の中で、意識的に

「私は、本当はどうしたい?」

と問いかける習慣を持ちましょう。

最初は答えが出なくても大丈夫。
大切なのは、自分の中に答えがあるという前提で内側に聞いてみることです。

3. NOと言う練習をする

自分軸を強化するには、「断る」ことがとても重要です。

  • 無理な誘いを受けてしまう
  • 頼まれると断れない
  • やりたくないのに引き受けてしまう

こうしたパターンは、他人の期待を優先してしまう「他人軸」の典型

まずは、小さなNOから始めてみましょう。

「今日は疲れているから、今回はやめておくね」
そんなシンプルな一言が、「自分を大切にする力」を育ててくれます。

4. 小さな選択を「自分基準」で決める

自分軸は、日々の小さな選択の積み重ねでつくられます。

  • 今日の服をどう選ぶか
  • ランチに何を食べるか
  • どの道を歩いて帰るか

そんな些細なことでも、

「私は何が心地いい?」

「私は何が好き?」

と問いかけて、自分で決めるようにしてみましょう。

「他人の目」ではなく「自分の感覚」で選ぶ練習です。

5. 内観・瞑想で内なる声とつながる

自分軸の土台となる「ハラ」や「コア・スター」とつながるには、静けさの中で自分と向き合う時間が欠かせません。

朝起きてすぐ、夜寝る前など、ほんの数分でもかまいません。
深く呼吸をして、身体の中心に意識を向けてみてください。

あなたの内側には、いつも「本当の答え」を知っている静かな声があるはずです。

6. 自己受容とインナーチャイルドへの癒し

自分軸が育たない原因のひとつに、「こんな自分じゃダメ」という思い込みがあります。

それは、幼い頃に感じた寂しさや不安から生まれたものかもしれません。

  • 「本音を出すと嫌われる」
  • 「自分の気持ちなんて迷惑」
  • 「がまんすれば愛される」

こうした信念は、自分軸を曇らせるフィルターになります。

インナーチャイルドと対話し、「そのままの私でいい」と受け入れていくこと。
それが、自分軸を安定させる深い癒しになります。

7. ヒーリングによるエネルギーの浄化

思考や感情のクセだけでなく、私たちのエネルギー体(オーラやハラ)にも「他人軸グセ」はしっかり染みついています。

ヒーリングは、それらの不要なエネルギーを解放し、本来の自分の軸に戻ってくるための強力なサポートになります。

特にハラ(意図のライン)を整えるヒーリングは、自分軸をまっすぐに再構築するのに非常に効果的です。


自分軸とは、あなたが「誰かになる」ことではなく、「もともとのあなたに還ること」。
その過程は、ときに怖く感じるかもしれませんが、同時にとても誠実で、美しい旅でもあります。

次の章では、ヒーリングを通して自分軸を整える方法について、より具体的にお伝えしていきます。

自分軸を整えるためのヒーリング実践(動画あり)

ここまで「自分軸が崩れる理由」や「取り戻すステップ」をお伝えしてきましたが、
ここでご紹介するのは、実際に自分軸(ハラ)を整えるためのヒーリング・ワークです。

誰でも簡単にできて、毎日のセルフケアにもぴったり。
動画と連動していますので、初めての方でも安心して実践いただけます。

【動画で実践】自分軸を整える簡単ヒーリングワーク

このヒーリングでは、

  • 「ハラ(意図のライン)」を意識し
  • 「今ここに在る」感覚を呼び戻し
  • 「周囲にブレずに、静かに自分の中心に戻ってくる」
    ためのエネルギーワークを行います。

深くリラックスしながら、優しく自分自身の中心を感じる時間を、ぜひ体験してみてください。

練習方法は簡単です。誰でもできるようになります。

グラウンディングをする
一本の竹が、足の裏から根っこが生えて、カラダの中心を通っているイメージをする
頭のてっぺんを通って、天頂上約1mくらいのところにあるIDポイント(第8チャクラ)に竹の先が刺さることをイメージする(ここが難しい)
きちんと竹の先端がIDポイントに刺さったら、「ポン」という音が聞こえるかもしれない
この竹の軸(自分軸)を常に意識する
内観して、竹が途切れているところがあれば、意識してまっすぐになるようにイメージを繰り返す

ヒーリングを続けることで、ブレにくくなる

このような日々のセルフ・ヒーリングは、自分軸を育てるのにとても効果的です。

「今日も中心に戻れた」
「また少しだけ、ブレが減っている気がする」

そんな小さな積み重ねが、やがてしなやかで折れない自分軸になっていきます。

【補足】もっと深く整えたい方へ

もし、

  • 一人でのヒーリングに限界を感じている
  • 長年の他人軸グセを深く癒したい
  • ハラやコア・スターの感覚をもっと明確にしたい

という方は、ヒーリング個別セッションでのサポートもご活用ください。

ヒーリング個人セッション

自分軸を妨げているブロックをヒーリングで手放す

自分軸を整えていくうえで、どうしても浮かび上がってくるのが、「自分の中にあるブロック」です。

いくら頭で「自分らしく生きたい」と思っても、
実際には行動できなかったり、何かが止めているように感じたりすることはありませんか?

それは、エネルギーレベルで潜んでいる「思い込み」や「潜在意識の記憶」が影響しているからかもしれません。

思い込みというエネルギーの壁

自分軸を曇らせる最大の原因のひとつが、「私は〇〇でなければならない」「こうあるべきだ」という無意識の思い込みです。

たとえば:

  • 「私は人に合わせるべき」
  • 「空気を読まないと嫌われる」
  • 「自分の気持ちより、他人を優先しないと」

これらの思い込みは、感情や体験と結びついて「エネルギー的な重さ」として体に残っていることがあります。

ヒーリングでは、このような思い込みの根っこにアプローチし、それを解放し、軽くしていくことができます。

潜在意識のパターンを書き換える

多くの思い込みは、子どもの頃に繰り返し経験した「感情の記憶」から形成されています。

たとえば:

  • 何かを主張したときに否定された
  • 「我慢しなさい」と言われ続けた
  • 自分の気持ちを表現すると怒られた

こうした経験が「私はこういう人間だ」「私にはそれはできない」というセルフイメージ=潜在意識のプログラムとしてインストールされてしまうのです。

この深いレベルのパターンに気づき、癒していくには、言葉よりも「エネルギーの働きかけ」が効果的です。
ヒーリングやエネルギーワークを通じて、少しずつ「無意識のクセ」をゆるめていきましょう。

インナーチャイルドとの対話

自分軸を取り戻すプロセスの中で、避けて通れないのがインナーチャイルドとの関係です。

心の奥深くにいる、傷ついたままの「過去の自分」。
その子が今でも、「人に合わせないと愛されない」「私の気持ちはわがまま」と信じているとしたら──。

あなたがどれだけ頭でがんばっても、自分軸は安定しません。

ヒーリングを通して、インナーチャイルドの声を聴き、安心させ、愛を送ってあげること。
それが、ブロックの根本的な癒しにつながり、本来のあなたの中心(ハラ)に戻る近道になるのです。

エネルギーの解放=魂の目覚め

「思い込み」や「無意識の記憶」をエネルギー的に手放していくと、今まで自分を縛っていたものが嘘のように外れていきます。

そしてそこには、最初からずっとそこにあった「本来の自分」の光(コア・スター)が見えてくるのです。

自分軸を整えるとは、
自分の魂の声にもう一度耳を澄ませること。
そして、その声に誠実に生きていくことです。


更に本格的に自分軸を整えたい方は、個人セッションでは自分軸がまっすぐになることを妨げている要因をヒーリングしていくこともできます。

「自分軸」で生きることは使命を生きること

こちらの記事では、自分の使命を見つけることについて詳しくご説明しています。よろしければ、ご覧ください。

ヒーリングで生きていきたいあなたへ|使命に気づく具体的な方法 ヒーリングで生きていきたいあなたへ|使命に気づく具体的な方法

自分軸を持って生きるとは、自分を愛するということ

「私、このままでいいんだろうか」
「なんとなく、誰かの人生を生きている気がする」

そんなふうに感じる時は、もしかしたら「自分軸」ではなく「他人軸」で生きているサインかもしれません。

自分軸で生きるということは、「自分の内側とつながって、自分を大切にすること」。
言い換えれば、それは「自分を愛すること」に他なりません。

自分軸は、自分との信頼関係から始まる

多くの人は、「自分軸がないのは、自分に自信がないから」だと感じているかもしれません。
でも本当はその逆です。

「自分を信じる」という小さな積み重ねが、自分軸を育てていくのです。

  • 自分の感覚に正直に行動する
  • NOを言えるようになる
  • 不必要なものを手放せるようになる
  • 迷っても、自分の心に立ち返れるようになる

こうした実践を通して、「私は私で大丈夫」という安心感が、じわじわと深まっていきます。

自分軸はスピリチュアルな自己愛の実践

スピリチュアルな観点では、私たちはこの人生を「ある意図」と「使命」を持って選んで生まれてきた魂だとされています。

その魂の声に耳を傾け、本来の自分の軸に戻ること。
それが、「魂としての自分を愛する」という行為です。

つまり、自分軸で生きるとは、魂の願いに誠実であること。
そしてその願いに沿って生きることが、「愛をもって、自分にYESを出し続ける生き方」なのです。

他人の期待ではなく、自分の真実に応えて生きる

誰かの期待に応えているとき、
私たちは一見「うまくやっている」ように見えても、どこかで不自然さを感じています。

でも、自分軸が整ってくると――

  • 「これは私の課題ではない」と線引きができる
  • 「私はこうしたい」と素直に言える
  • 「このまま進めばいい」と内なる声に信頼が持てる

ようになります。

結果として、仕事・人間関係・生き方のすべてが、自分にフィットする方向へ動き出すのです。

自分軸を取り戻すことは、人生を取り戻すこと

自分軸とは、外から与えられるものではなく、もともと誰の内側にもある「生まれながらの強さ」です。

何かが足りないから整えなければいけないのではありません。
むしろ、「今まで忘れていた本当の自分に、もう一度つながること」なのです。

そしてそのプロセスは、まぎれもなく――

自分を深く愛し直していく旅

自分軸を育てる練習とは、
「私は私を信じていい」と、自分に許可を出す練習です。

それが、あなたが使命を生き、魂を輝かせていくための第一歩になるのです。

自分を愛することについて

こちらの記事に、自分を愛することについてのハイヤーセルフからのガイダンスがございます。よろしければ、ご覧ください。

自分を愛することって、どういうこと? 【40代・50代女性へ】「自分を愛するってどういうこと?」ハイヤーセルフからのチャネリング・メッセージで自己肯定感を高める

人生のステージが切り替わるとき、自分軸が試される

人生には誰もが経験する「節目」や「転機」があります。
新しい仕事を始めるとき、結婚や離婚、引越し、家族の変化、あるいは深い内面の目覚めなど、様々なタイミングです。

こうした人生のステージの切り替わりは、自分軸が強く問われる時でもあります。

人生の転機で自分軸が揺らぐ理由

なぜ転機に自分軸が試されるのでしょうか?

それは、これまで築いてきた価値観や生き方が変化を求められ、内側の意識が再設定を迫られるからです。

スピリチュアルな視点で見ると、人生の節目は「魂の成長・進化のタイミング」。
魂が次のステージへ進むために、古いパターンや他人軸の影響を手放し、
新たな自分軸をクリアにしていくプロセスなのです。

繊細な人ほど揺らぎやすい理由

特に繊細で感受性が強い人は、この時期の揺らぎを強く感じやすい傾向があります。

  • 外部の環境変化や人間関係の変化に敏感である
  • 他人の感情や期待に引きずられやすい
  • 自分の内側の声が不明瞭になりやすい

だからこそ、転機のときこそ、自分軸を再確認し、強化することが大切です。

転機に自分軸を再設定するためにできること

  • 内観や瞑想で、今の自分の本音と向き合う時間を持つ
  • 思い込みや恐れを癒すヒーリングを取り入れる
  • 他人の期待と自分の使命を区別する意識を持つ
  • 新しいステージでの自分の方向性や価値観を明確にする

こうした取り組みが、人生の転換点を乗り越え、
より自分らしく使命を生きる土台をつくってくれます。


人生のステージが変わるときは、自分軸を再強化するチャンス。
そのプロセスを恐れず、静かに自分の中心に戻る時間を大切にしてください。

そこには、必ず新たな可能性と輝きが待っています。

まとめ|“本当の自分”で生きるために、いまこそ自分軸を整えよう

この記事でお伝えした内容を振り返りながら、
「自分軸」を整えることの大切さを改めて確認してみましょう。

自分軸を整えるための重要ポイント

  • 自分軸とは、自分の内側の感覚や価値観を中心に生きること
  • 幼少期の刷り込みや他人の期待が自分軸を曇らせることがある
  • 自分軸を失うと、イライラや不安、自己否定に悩まされやすくなる
  • 自分軸を取り戻す7つのステップは、感情を感じることからNOと言う練習まで幅広い
  • ヒーリングや内観を活用することで、自分軸のブロックを解放できる
  • 人生のステージが変わるタイミングは、自分軸が試される重要な瞬間

あなたへの問いかけ

  • あなたは今、自分の本当の声にどれだけ耳を傾けていますか?
  • 他人の期待と、自分の使命や願いをどう区別していますか?
  • 小さな日常の選択を、自分軸に沿ってできていますか?

第3チャクラを強くすることも自分軸を作るのに助けになります。第3チャクラの活性化方法はこちらの記事(▼)をご覧ください。

最後に

子どもの頃のいじめのトラウマから、私もずっと「他人に嫌われるのが怖い」という恐怖に押しつぶされそうでした。
その恐怖は時にパニックのように心を支配し、気づけば「他人軸」で生きてしまっていたのです。

でも、そうするとどうしても他人に振り回されて、自分らしさを見失い、心の奥底ではずっと満たされないままでした。

そこから抜け出したくて、必死に自分と向き合い、ヒーリングを重ねながら、4年かけてようやく「自分軸」を取り戻すことができました。

時間はかかったけれど、やって本当に良かったと心から思います。

今では、自分が愛するヒーリングを仕事にし、憧れていた沖縄の離島で暮らし、
自分の存在と仕事を通じて多くの人に感謝される日々を送っています。

「自分軸(ハラ)」で生きることは、魂が輝きだす人生への扉を開くこと。
たとえ歩みがゆっくりでも、どんなに時間がかかっても、あなたが決めて進めば、守護天使や宇宙が必ず味方してくれます。

そして、しっかりとした自分軸を持つヒーラーは、
自分自身と深くつながっているからこそ、他の誰よりもクライアントの人生を変える深いヒーリングを提供できるのです。

自分自身のために、ヒーリングを受ける人たちのために、
そして何より、これからのあなたの人生のために、いま一緒に「自分軸」を整えていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です