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【体験談】高齢の母の体調悪化でパニック発症したけどヒーリングしたら7日間で乗り越えた話

【体験談】高齢の母の体調悪化でパニックになったけど7日間で乗り越えた話

こんにちは。BBSHヒーリング@HEALING LOVEの岩本幸子(イワモトユキコ)です。

今回は、私自身がパニックになって7日で乗り越えた話です。

先日、高齢の母の体調悪化がきっかけでパニックになりました。

パニック発作は、恐怖が自分自身よりも大きくなって、居ても立っても居られない状態になりました。

  • 目を瞑るのも怖い
  • トイレに入るのも怖い
  • 部屋にいるのも怖い
  • 生きていることそのものが怖い

という状況でした。

今回、パニック発作を体験した方の苦しみを体験できて、どれほど辛いかが、よくわかりました。

また自分がパニック発作を起こしたことで、

  1. パニックを起こす恐怖のイメージを探して書き換える
  2. パニックの後のPTSDをヒーリングする

といったことでヒーリングが可能だということも、実体験から理解できました。

この記事は、パニック発作が起こった時にどう乗り越えたのか?といった私自身の経験をもとに、

「パニック発作のヒーリングは、どうしたらいいのか?」

という点をまとめています。

今後、ヒーリングの手順をまとめて、少しでも短期間でパニック発作が楽になるように、ヒーリングが役に立つように願っています。

【体験談】高齢の母の体調悪化でパニック発症したけどヒーリングしたら7日間で乗り越えた話

パニックが起こるきっかけ

パニックが起こるきっかけは、様々ですが、何か大きなショックを感じた時に、パニック発作が起こります。

私の場合は、高齢の母が体調悪化がきっかけとなりました。

母が目の前からいなくなることを考えた瞬間に、恐怖でパニック発作が起こりました。

パニック発作時の恐怖体験

パニックの時の恐怖は、自分の体よりも恐怖の感覚が大きくなってしまった感覚で、

  • 目を瞑るのも怖い
  • トイレに入るのも怖い
  • 部屋にいるのも怖い
  • 電気を消せない
  • 夜眠れない
  • 誰かがいてもいなくても怖い
  • 生きていることそのものが怖い

という状況でした。

たった一人で、宇宙に放り出されたような、ものすごい大きな孤独に襲われました。

この体験自体がトラウマになって、後々、PTSDをを発症し続けて、パニック発作から抜け出せなくなるのを体験しました。

パニック発作の対処で効果があったもの

①海のそばで瞑想

私の場合、パニックの際に、最も効果があったものは、海のそばで瞑想することでした。

宮古島の美しい海を見ながら、震えながら、深呼吸を繰り返しました。

パニックで、どうにかなりそうなほどの震えが、少し落ち着いてくるのを感じました。

②自分を客観視してパニックを起こすイメージを探し出して書き換える

冷静さを取り戻せば、自分を客観視することができるので、

パニックを起こすほど、自分が怖いと思っていることは何か?というイメージを探し始めました。

私の場合は、「母がいなくなると、自分は消滅する。」といったイメージがありました。そこで、そのイメージを

「母がいなくなっても、私は大丈夫。」

に書き換えました。

すると、母に対しての感情が溢れ出して、大泣きしました。

どれだけ自分が母を求めているか、母のことが大好きなのか、ずっと一緒にいたいと思っているのか。

それに気づくほど、3日間、ずっと大泣きしていました。

感情は、抑えるほどうまくいかないので、溢れ出るに任せました。

イメージの書き換え方

イメージの書き換え方は、いろいろありますが、私がよく使っているのが、バイロン・ケイティの「ザ・ワーク」です。

本で簡単に学べるので、初心者でもとっかかりやすいです。

バイロン・ケイティ ザ・ワーク

③母(肉体)への執着を手放す

母のことがどんなに好きかという自分に気がついたので、この母への執着を手放していきました。

真実は、母は肉体を超えて存在していて、生死を超えて繋がっている。

でも、子供の私(エゴ・インナーチャイルド)は、この肉体の母へ執着している状態。

その結果、母がいなくなることが、たまらなく怖くなっている。

母(肉体)への執着を手放すヒーリングを行ったら、さらに、体が落ち着いてきました。

④母の容態に一喜一憂している自分がいる

さらに、観察を続けると、母の容態に一喜一憂している自分がいることにも気がつきました。

これは、子供の頃に、母が自分と同じ感情の状態にならないとひどく怒ったのが原因でした。

真実は、相手の感情は相手の感情として尊重して、自分は幸せでいていいはずなので、必要がない罪悪感や共依存的な状態を、ヒーリングして手放していきました。

すると、かなり、冷静さを取り戻していきました。

⑤PTSDをヒーリングする

この後、油断をすると、一瞬で、パニックの時の恐怖を思い出す、いわゆるPTSDが始まりました。

頭が、勝手に、パニックの恐怖を何度も何度も思い出して、それが怖くなって、またパニックになるという悪循環です。

このPTSDは、脳の記憶からやってくるので、脳をヒーリングしました。

⑥瞑想をする

また、できるだけ、思考を止めるように、深い瞑想を繰り返しました。

瞑想は本当に効果がありました。

特に、ムドラを組んで瞑想すると、思考が完全に止まることがあって、それがかなりヒーリングにつながりました。

パニックが来ない時は、ずっと瞑想をしていました。

深い瞑想をするたびに、落ち着きを取り戻していきました。

ムドラについて

ムドラは、指のヨガと言われていて、印を組むと心身の状態が改善するインド伝承の方法です。

ムドラ全書

ムドラ全書(↑)の「パーラ・ムドラ」が特に良かったです。

パニック発作の対処で効果がなかったもの

パニック発作に際に、この発作を止めることができるだろうものを手当たり次第に試しました。

  • マントラ
  • フラワー・エッセンス
  • 祈り

外側にあるものは、ほとんど功を奏することがありませんでした。

パニックのヒーリング的対処法

海の近くで瞑想して落ち着きを取り戻して、自分を観察する
パニックを起こすほどの恐れのイメージを見つけて、プラスのイメージに書き換える
感情を解放する(大泣きしたり、怒ったりを自分に許す)
自分を縛り付けているイメージ(執着や共依存など)を手放す
PTSDを起こす脳をヒーリングする
深い瞑想をして心の内側を穏やかにしていく

パニックをヒーリングする際には、パニックが起こるほどの恐怖のイメージを探し出して、それを安全なイメージに書き換えることを第一目標にします。

その後、大きな発作がなくなったら、PTSDの脳のヒーリングをすれば、かなり短い時間で楽になります。

初心者でもできる簡単なヒーリングのやり方

こちらの記事に、初心者でもできるヒーリングのやり方についてご紹介しています。

初心者でも簡単にできるエネルギー・ヒーリングのやり方 初心者でも簡単にできるエネルギー・ヒーリングのやり方 自信ない・自分嫌いでもOK 自分を癒すヒーラー能力開花法

グラウンディングについて

パニック症をヒーリングする際には、必ずグラウンディングを意識してください。ヒーラーがグラウンディングできているほど、クライアントは安心できますし、よりヒーリングに効果が出ます。

こちらの記事に、グラウンディングのやり方をご紹介しています。

grounding グラウンディング(地に足をつける)とは その重要性とタイプ別練習方法

パニックになって思ったこと

実は、パニック発作になるのは、2回目です。

1回目は、東日本大震災の時に、電車に乗れなくなるくらいのパニックを経験しました。

今回は、その比にはならないほどの恐怖でした。

渦中は、生きているのさえ恐怖でしかなかったのですが、パニックを乗り越えてみて、最後は、愛と感謝しか残らなかったということです。

  • パニックは誰でも起こり得ること(決して恥ずかしいことではない)
  • 自分の中の恐れのイメージに気づくことで、突破口を見出せる
  • 外側のものでパニックの症状だけを抑えようとしても全くうまくいかない
  • パニック発作が起こるとPTSD、脳の誤動作も起こるので、それをヒーリングすることも大切
  • 深い瞑想をして、本当の自分につながることでようやく真実が見えてくる

という貴重な学びを得ることができました。

今後は、ヒーリングで対処できるようにまとめて、ヒーリングを学んでいる方々にお伝えすることで、苦しんでいる方々の力になれるようにしていきたいと思っています。

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