こんにちは。BBSHヒーリング@HEALING LOVEの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
ヒーリングが「苦しい」と感じるとき、ありませんか?
ヒーラーとして活動していて、こんなふうに感じたことはありませんか?
- セッション後にどっと疲れる
- クライアントの痛みが自分に流れ込んでくるように感じる
- 一生懸命やっているのに、うまくいかない
私自身、ヒーラー歴15年の中で何度もそう感じたことがあります。ですが、その原因は「ヒーリングの技術」や「自分の力量」ではなく、ある「思い込み」にありました。
この記事では、その気づきをシェアしつつ、本来のヒーリングの在り方について、そして初心者ヒーラーが「本質的なヒーラー」へと成長するために必要なマインドセットについてお話しします。
初心者が本質的なヒーラーになるために「助ける」を超えたヒーリングの在り方と苦しさからの解放
成長するヒーラーが最初に超えるべき壁:「助けなければ」を手放す
私たちはつい、クライアントを「問題を抱えた人」として見てしまいがちです。
- 病気を治してあげなければ
- 苦しみから解放してあげなければ
- 何かをしてあげなければ
この「~しなければならない」という思いが強くなるほど、ヒーラー自身が「重く」なります。
なぜなら、その瞬間から「責任」がヒーラー側に移動してしまうからです。
ヒーラーが「治す人」、クライアントが「治される人」という構図になると、エネルギーの流れが一方向になり、双方が疲弊します。
自己犠牲でヒーリングしても、うまくいかない理由
「相手のために自分を犠牲にする」ヒーリングは、一見美しく見えます。
でも実際は、
- クライアントがヒーラーに依存しやすくなる
- ヒーラーの体調や気分が不安定になる
- 結果が出ないと、ヒーラーが自分を責めてしまう
という悪循環を生みやすいのです。
それは、ヒーラーが「自分の人生」よりも「他人の問題」を優先してしまっている状態とも言えます。
クライアントを「完全な存在」として見るヒーリングの在り方
ここで視点を変えてみましょう。
もし、クライアントを「すでに完全な存在」として見たら?
- 体調が悪くても
- 問題を抱えていても
その人は、宇宙とつながっていて、本質的には愛と光に満ちた存在です。
ヒーラーがそのことを「思い出している」だけで、実はヒーリングが始まります。
なぜなら、クライアントは、ヒーラーの意識の投影だからです。
ヒーリングとは「問題を解決すること」ではなく「愛を思い出すこと」
ヒーリングとは、「不完全を正すこと」ではありません。
本来のヒーリングとは、
- その人が「愛の存在」であることを思い出す
- そのことをヒーラーも信じる
- 問題ではなく「本質」に焦点を当てる
という、静かなプロセスです。
つまり、「問題」を「解決」しようとするのではなく、その「背後にある本質」を信じ、光を当てること。
この意識の変化だけで、現実は静かに変わっていきます。
ヒーラーとして苦しくなったら、見直したいこと
ヒーラーの役割は、「何かを治すこと」ではなく、「本質を映し出すこと」です。
- 自分の視点を本質に向ける
- クライアントを完全な存在として見る
- 自分自身も、宇宙に愛されている存在だと思い出す
この意識に立ち返ると、ヒーリングはもっと軽やかで、深く、自由なものになります。
ヒーラーが苦しくなった時こそ、ヒーリングの原点に戻るタイミングです。
本質的なヒーラーになるためのステップ
初心者ヒーラーでも、以下のステップを意識することで自分の意識を少しづつ変化させて、ヒーリング・セッションを本質的なものへと変化、進化、深化させることができます。
「助けるヒーリング」から「ともに在るヒーリング」へ意識を転換する
クライアントの「問題」ではなく「本質」を見る意識を養う
自分自身の感情と思考に気づき、ニュートラルな在り方を保つ
ヒーリングの場において「結果」よりも「プロセス」を信頼する
ヒーラーが自己受容をすることで、クライアントも自己受容できるようになる
ヒーリング初心者さんへの問いかけ
- 今、あなたが「助けなければ」と感じているクライアントは、本当はどんな存在でしょうか?
- あなたは、クライアントの「本質」を信頼できていますか?
- ヒーラーとして活動する中で、どこか「自分が責任を背負いすぎている」と感じる瞬間はありませんか?
- あなた自身を「愛と光の存在」として扱えていますか?
ヒーリング初心者さんは、この問いに、ぜひ一度静かに向き合ってみてください。
ヒーラーとしての成長とは、外に向かうことではなく、「本質を思い出す」内なる旅です。その旅をご一緒できることを、心から願っています。