こんにちは。BBSH認定ヒーラー岩本幸子(イワモトユキコ)@HEALING LOVEです。
2019年6月に、交通事故に遭いました。
https://yukikoiwamoto.com/car-accident/475/
事故から約2か月過ぎて、おかげさまで、まだ痛みが残っているものの、順調に回復しつつあります。
今回は、追突事故後、私自身が実際にやってみてとても役に立ったリハビリがありますので、ご紹介したいと思います。
交通事故による頚椎捻挫・腰椎捻挫を早く回復するには
交通事故の怪我の回復には、まず、事故における精神的感情的なストレスの対処が大切です。事故を受けた、あるいは起こしたことでの感情的精神的なショックからできるだけ早く抜け出して、治療に専念することが何よりも先決です。交通事故のショックやストレスを引きずると怪我の治りも遅くなります。カラダが痛むときにはなかなか難しいとは思いますが、気持ちをできるだけ切り替えていくことがまずは第一歩かと思います。
また、交通事故に限らず怪我の回復には、たっぷりの栄養、十分な休養、そして患部を温めることがとても大切です。
交通事故の精神的感情的なショック・トラウマからの回復方法
今回、私が受けた交通事故は、赤信号で停止中に後ろから追突されたものです。
追突された瞬間は、それほど大きな痛みやけがはなく大丈夫だと思いましたが、その日の夕方ころから手足がしびれ始め、なんとなくめまいや気持ち悪さが表れ始めました。翌日病院に行き、レントゲンとMRIを取っていただきましたが、骨には大きな損傷はないとのことで、首と腰にソフトなギプスをつけて2,3週間は安静にして過ごしました。
この2,3週間の間に、手足のしびれ、めまい、あごの痛み、吐き気が起こりました。目で見える大きなけががなかったために、症状が現れるたびに「自分の身体がどうなってしまうのか?」と不安がよぎりました。
病院でのリハビリの先生の診察では、体中の筋肉が交通事故のショックから硬直していて、トラウマ状態になっていると診断されました。この体中が硬直して動かない状態からの回復の方法を順次ご紹介していきます。
(現在は、事故から2か月半ほど経過しましたが、手足のしびれ、めまい、吐き気はもうなくなりました。)
1.交通事故の感情的精神的トラウマからの離脱
交通事故のトラウマからの素早い回復には
- フラワー・エッセンス
- ソルフェジオ周波数
1-1.交通事故のショックからの回復を助けるフラワー・エッセンス
交通事故にあった場合、ショックと痛みからぐっすり眠れない状態にもなります。
私の場合、骨折などの大きなけがはなかったのですが、それでも体に与える損傷は大きなものでした。首と腰がかなり痛く座っているのは本当につらく、カラダ全体が固く緊張して、夜熟睡するのがしばらく難しくなりました。
また事故の際の感情的なトラウマもあり、一時的に精神的に不安な状態が続きました。
この時には、フラワー・エッセンスを飲んで、できるだけ気持ちを落ち着け、怪我が早く回復するようにしました。
私が、実際に事故直後から服用したフラワー・エッセンス。服用を続けると、事故のショックからすぐに気持ちが落ち着いてきました。
▲トラウマからの素早い回復に有効なFESフラワー・エッセンス。
▲自己治癒力の回復のためのFESフラワー・エッセンス。
この二つのフラワー・エッセンスは、身体に起こったトラウマの素早いリリースを助けてくれるとともに、気持ちが落ち着くのをとても助けてくれました。怪我の悪化を防いでくれる役割もありました。
事故のショックで気持ちが落ち込んで鬱っぽくなることもありました。その時はこちらのフラワー・エッセンスも役に立ちました。
1-2.聴いているだけでヒーリングされるソルフェジオ周波数
また、以前にもご紹介したことがありますが、ソルフェジオ周波数という特定の周波数が体の怪我や病気の回復を早める効果がある周波数帯があります。
今回の事故では、528Hzのソルフェジオ周波数を良くかけて身体のヒーリングを促しました。怪我のために自分でヒーリングするのがなかなか難しくて、YouTubeなので簡単に効くだけのヒーリング音楽はとても役に立ちます。
ソルフェジオ周波数は、ただバックグラウンドで流しているだけでも気持ちを落ち着かせてくれるので、できるだけ聞くようにして、安静にして過ごしました。
2.血流をあげて怪我の回復を早める
血流をあげて怪我の回復を早めるには
- お灸と置き鍼
- はるカイロ
- 温泉・お風呂
2-1.お灸と置き鍼
私の場合は、事故当日から両手の中指と両足にしびれがあったので、頸椎7番とその周辺部分の触れて痛みがある部分に自分でできるお灸と置き鍼を置いて、できるだけ身体の血流をあげて自己治癒力を高めました。
▲初心者でもわかりやすく、症状別に効くツボが書いてある本です。とても参考になります。一冊持っておくととても便利です。
▲お灸が初めてでも熱くなく心地よいタイプ。初心者でも安心して使用できます。煙の出ないお灸でお部屋の中でも臭くならない。
▲シールつきでツボに張るだけで使える置き鍼。初心者でも痛くない鍼の長さで安心して使えます。
頸椎7番は、首を前に倒した時にできるぐりぐりのでっぱり部分の骨です。
追突事故の場合、追突された衝撃で首が前にもっていかれるのを一瞬で止めるため、頸椎7番の周辺の骨筋肉腱などの組織が固くなります。痛くても指で押したりマッサージは避けて、痛むところにお灸で温めてから置き鍼を置くと良かったです。
お灸と鍼をほどこしてから、約2週間くらいで、手足のしびれは消えました。
腰椎の痛みにもお灸と鍼はよく効きました。腰椎の痛みがある部分に、直接、お灸をすえて、そのあと鍼を置きます。よく使ったツボは足三里、腰陽関、大腸兪、腎兪などです。
お灸はできるだけ毎日続けていくほど、患部の血行が良くなるので早い回復につながります。
特に腰はどうしても動く場所なので、痛みがぶり返してしまいやすいので、痛くなる前にお灸と鍼を繰り返すことで、次第に楽になっていきます。
(注意)病院のお医者様によっては鍼灸治療を良しとしない方もいらっしゃいます。また症状によっては鍼灸は避けたほうがいい場合もありますので、予めご相談されると良いと思います。
2-2.貼るカイロ
お灸と鍼が難しい場合は、貼るカイロもいいかと思います。患部に長い時間あてておいても低温やけどの心配がない低温のはるカイロがありますので、それを貼っておくと血流が上がっていいです。痛みが和らぎます。
冬用のカイロだと温度が高すぎて、低温やけどになってしまうので、試した末、こちらのカイロが良かったです。
▲低めの温度の貼るカイロ。毎日貼っていても低温やけどになりにくい。
また、温泉やお風呂に長時間つかって、体を温めることもとても良いです。痛みがとてもやわらぎます。
3.怪我の回復を早める栄養素
3-1.怪我後に突如血圧が低下
リハビリを始め出したころからでしょうか、血圧がやけに低くなっていることに気が付きました。
もともと血圧は高くはないのですが、それでも110㎜Hg位の血圧が、事故後徐々に85mmHgくらいしかなくなってしまいました。手足も冷たくなって、カラダがだるく、朝も起きられなくなってしまって、何もやる気が起こらなくなってしまいました。
おそらくカラダが怪我を治そうとして、筋肉や骨を作るためにタンパク質や鉄分を多量に必要としていて、一時的に貧血状態になっていたのだろうと思います。
貧血の改善方法についていろいろ調べたところ、広島の精神科医の先生のブログを見つけました。
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa
先生は著書もたくさん出されています。
藤川先生の理論によると、タンパク質と鉄分を十分にとっていると健康になり、精神的にも幸せになるとのことでしたので、早速始めてみました。(この先生の理論は素晴らしく健康になりたい方は、どうか一度先生のブログ&本を拝見なさってみてください。とてもためになることがたくさん書いてあります。)
こちらの本は、怪我の痛みが原因で、かなり気持ちが塞いでいたので、心もカラダも回復するには本当に助けになりました。
3-2.けがの回復に必要な栄養素
これらの本を読んで、またインターネットでも怪我の回復についても調べまくり、怪我には以下の栄養素が普段の倍くらい必要だということがわかりました。
- タンパク質(怪我した部分の回復を早める)
- 鉄分(血流をあげる・けがによる貧血の回復)
- 亜鉛(免疫力をあげる)
- ビタミンA,B,C,D(免疫力を高めて、必要なエネルギー代謝を高める)
- コラーゲン(怪我の回復を早める)
- カルシウム(骨の強化)
- マグネシウム(情緒の安定)
- EPA/DHA(炎症を抑える)
- タンパク質消化酵素(動物性たんぱく質の消化吸収を高める)
3-3.プロティン
まず、タンパク質摂取には、ミルクプロティン(1日40g)を摂取するようにしました。
プロティンも消化しやすいタイプのものを選ぶといいです。(タンパク質苦手の方は、消化吸収が悪いものだと飲めないです。)
ここで話しているのはミルク(ホエイ)・プロティンなのですが、調べるといろいろの種類があります。
プロテインも相性があって、飲めるものと飲めないものがありました。
プロテインのタイプ
- WPC:加工工程の精度が低く、乳糖が含まれているタイプ。牛乳が苦手でおなかを壊す方は不向き。安価なものが多い(?)。
- WPI、WPH、CFM :加工工程の精度が高い、乳糖が含まれていないタイプ。牛乳が苦手の方でもおなかを壊しにくい。
▲ WPC製法のプロティン。味はとても美味しい。牛乳が苦手な方は避けたほうが無難。(私はWPCはおなか壊して飲めなかったです。)
▲WPI製法のプロティン。味もおいしくとても飲みやすい。乳糖がほとんど入っていないので、牛乳が苦手の方でも大丈夫の可能性大。ベジタリアンの方にはこちらをお勧め。
3-4.プロティン(タンパク質)消化酵素
プロティンを飲み始めて、また別の課題が現れました。タンパク質が消化できなかったのです。(涙)
私はもともと一日一食程度しか食べず、なおかつ数年間ベジタリアンな食生活をしていたので、最初の1か月は動物性たんぱく質(プロティン)をまったく消化できなくて何度も苦しくて吐きました。でも怪我を治すためには仕方がないので、消化酵素(▼)を飲みながら、本当に無理やりにでも食べることを続けています(1か月経過後今でも継続中です)。
この酵素(▲)は、ベジタリアンな私でも動物性タンパク質を消化できるようにとても助けてくれています。食が細くて、どうしても動物性たんぱく質を摂取できない方は、一度お試しください。空腹時に飲むのと、食べた後に飲んでもよく効きます。とても良いですよ。
3-5.貧血改善に鉄、免疫力向上にビタミンC
鉄、ビタミンCのサプリメントを毎日取るようにしました。
特に鉄は、先にプロティンを取るようにしてからでないと効果が出ない(タンパク質不足の状態では、鉄だけ飲んでも効果が出にくい)とのことなので、朝と夕方にプロティンを各20gとるようにしてから鉄サプリメントを飲むようにしました。
貧血に関しては、1週間後くらいから効果が出始め、少しづつ元気になり、約1か月くらいかけて朝がきちんとおきられるようになり、血圧も元に戻るようになってきました。
怪我をしている場所は、筋肉や人体や骨の結合組織などが損傷しているので、普段の状態より更に栄養素が必要になっているとのことで、これらを補うためにも、いくつかサプリメントを服用するようにしました。
飲んですぐに痛みが減る感じはないのですが、それでも飲まない時に比べて身体の状態は良い気がします。1か月から3か月くらいは続けないと効果がはっきりしないとのことなので、今約1か月を過ぎたところですが継続して服用しています。
4.事故のトラウマで固くなった筋肉をゆっくり優しく根気強く伸ばす
事故で硬くなった筋肉のストレッチには、
- ストレッチ・ポール
- 筋肉ストレッチ
- マッサージ
事故後、2,3週間ほどで、手足のしびれやめまいが収まってきたところで、病院での指導も徐々にリハビリに移っていきます。事故直後からしばらく固定していた頸椎カラーなどのソフトなギプスも外して、動かせる筋肉をストレッチしながら動かしていきます。
これがなかなかきついです。事故直後にトラウマになってカチカチに固まってしまった筋肉は、動かそうとするとかなり傷みます。
まだ怪我した部分は痛みがあるので、本当に動かしていいのかどうか判断に苦しみました。動かすとかえって悪くなるのではないかと不安になっちゃうんですよね。とはいっても、カラダが動かないと日常生活も仕事もできないので、少しづつリハビリしていくしかありません。
4-1.ストレッチ・ポール
できるだけ動かないでできるストレッチ方法を探して見つけたのが、これ、ストレッチ・ポール。
このストレッチ・ポールは、ポールの上にコロコロするだけなのですが、全身の筋肉が緩んで、リハビリに最強でした。これを使い始めてから固くなった筋肉の痛みが激減しました。
でも、決して、痛い時は無理をせず安静にして、また、痛くない部分だけを優しく動かすようにしてください。
4-2.筋肉のストレッチ
また、更に、ストレッチポールだけでは改善しなかった腰痛には、こちらのストレッチ(▼)を毎日寝る前に1,2分行ったところかなり効果がありました。
腰をいくらかそらせるストレッチなので、痛みがない時にそっと優しくやる程度からチャレンジしてください。痛い時は、絶対に無理しないで。
(注意)腰痛の種類によってはこのストレッチがあっていない場合もあると思いますので、ご自身の身体の症状を見ながらトライしてみてください。
4-3.マッサージ
また、身体を触っていたくないようなら、凝り固まった筋肉をほぐしていくにはマッサージも良いかもしれません。
リハビリ用のマッサージは、筋肉の固い部分をそっと優しくほぐすような感じでお願いすると、人肌のぬくもりも加わって回復が早まるとも言われています。
患部は決して強く揉まないようにして、痛みがなくなった後に受けてくださいね。(痛むときはマッサージより鍼やお灸の方がいいです。)
頸椎捻挫と腰椎捻挫のマッサージ・オイルはこちらの記事(▼)でご紹介しています。
5.少しづつ体幹を鍛える
怪我に負けない体幹を鍛えるには
- 散歩
- プランク
事故後2・5か月経過後、首と腰にはまだ痛みはあるのですが、休み休みではありますが、日常生活はほぼできるようになりました。でも決して無理は禁物です。ちょっと無理をしてしまうと痛みがぶり返してしまうからです。
交通事故の後2,3週間から数か月間、ほぼ安静にして寝ているだけの時間を多く過ごしてきたので、筋肉がとても衰えてきてしまいます。そのため、本当に無理をしない程度に運動・筋トレを復活させていきます。
5-1.散歩
最初は、20分から30分ほどの軽いお散歩から始めます。いきなりお散歩を始めると、寝てばかりいたため腰が痛くなったりしますので、痛くなる直前で止めて、その後体を温めて十分にお休みしてください。
5-2.プランク
また、カラダが痛くない時だけ、首と腰の怪我による痛みを強い筋肉でカバーするために、体幹を鍛えるエクササイズと固くなった筋肉のストレッチをいくつか数秒行ってみるのも手かと思います。
プランクは、身体を動かすタイプのものは避けて、ただ単純に板になるものを痛くない時だけ、無理せずに続けています。今から少しづつ続けると、数か月後には体幹が強くなって首や腰の痛みにもカバーが効くようになることを目指しています。
ただし、プランクも、腰が痛い時には逆効果となるので、本当に痛みがない時に数秒から10秒程度行うくらいです。決して無理をせずに、できるだけ患部は動かさないようにすることが先決ですので、痛い時には患部を温めて安静第一でお過ごしくださいね。
追突事故後のリハビリまとめ
追突事故は、身体の痛みだけでなく精神的にも本当にきついのですが、なってしまったものは仕方がありませんので、相手を恨んだり不運な状況を嘆くような状態からは一刻も早く抜け出したいものです。
交通事故の怪我を早く回復するには
- フラワー・エッセンスやソルフェジオ周波数を用いて感情的精神的なトラウマからの回復を図る
- 十分な休息を取る(ぐっすり眠る)
- 患部を温める(血行を良くする)
- たっぷりの栄養(タンパク質、鉄、亜鉛、コラーゲンなど)をたくさん摂取する
- 絶対無理しない範囲で軽いストレッチをする
身体を動かせないと気分も落ち込みやすいのですが、できるだけ気持ちを前向きに保って早く回復するように、自分のカラダと相談しながらできることを少しづつ、休み休み進めていきました。また、早く治したいあまりに無理をすると、後々後遺症にもなるといわれているので、無理をせずに、ゆっくり回復することを自分に許していくようにしました。
また、このような事故に遭った時でも、マントラを唱え、「自分の中にある神様の知恵」はいつでも最善の方向に導いてくれることを思い出して、早く回復できるために必要な情報が自分に与えられることを信頼していくことを試されているかのようでした。
目で見える世界だけではなく、目に見えない世界からもたくさんのサポートが常に自分には与えられていることを心の底から信じられるように、今おかれている状況の一つ一つに向き合って、それを乗り越えていく強さを自分の内側に育てていくことは、事故という状況を通して内面を大きく育てる機会につながります。
決して、カラダの痛みに引きづりこまれないように。すべてを心の成長のチャンスにつながれるように。難しい状況に置かれた時ほど、自分を客観視できるように努めましょう。
最悪と思われる状況であっても、決して永遠には続きません。前向きに少しづつでも取り組むことで、必ず、乗り越えることができるようになっていきます。
この記事が同じように追突事故のリハビリをがんばっている方に、何かのお役にたてると嬉しいです。また、他の皆様も、どうか交通事故にもお気を付け下さいませ。
皆様の幸せを心よりお祈り差し上げています。
たくさんの感謝を込めて。
腰痛を内観で軽減させる方法もあります